近頃の 温泉地を訪れるのは観光・レジャーが目的で、普通は1〜2泊であります。しかし、かつては多くの温泉地で、数週間も滞在して骨休みをする「湯治」という利用の仕方がありました。これは日頃の仕事、特に農業や漁業のきつい作業が一段落した間を利用して温泉地に行き、長期間滞在し保養することです。
湯治では温泉に浸かって疲れをとり、筋肉や関節の痛みを和らげると同時に精神的なストレスを解消するほか、湯治客同士での情報交換の場でもあったのです。ところでカルルス温泉は温泉の泉質のすばらしさと、効能そして温泉地の良好な環境から、今でも湯治を行う最適の温泉地として人々に愛されています。
「湯治」は、ストレスの解消や生活習慣病の予防といった積極的な健康づくり、つまり保養が主な目的となります。その効果は1〜2泊の滞在では得ることはできません。少なくても3泊、できれば5泊以上の滞在が望まれます。保養期間中はただ休養や温泉浴を繰り返すだけではなく、アウトドアスポーツを楽しんだり、森林浴や登山をするなどの積極的な運動もすべきです。
カルルス温泉は北海道で一番最初に国民保養温泉地として指定された温泉地であり自然環境が抜群で、今では現代的な湯治をするための施設も全て整っているため、健康保養温泉地として非常に適した温泉であるといえるでしょう。