カルルス温泉は全国的に有名な登別温泉からわずか8キロほどの奥にあります。そのカルルス温泉は、多くの温泉がお湯を循環させる方式を採用する中で、昔ながらの浴槽へ放流し、浴槽に入れた温泉を回収、循環させていない、ナマの温泉に入浴されるように努めている温泉地であります。
泉質は単純泉で無色透明、無味無臭で石鹸もよく泡立つほか、入浴しても肌触りが柔らかく、刺激もありません。その主な成分が硫酸ナトリウム、硫酸カルシウム、重曹、塩化ナトリウムであります。
この泉質が、ヨーロッパの代表的な温泉であるチェコのカルルスバード(現在カルロビ・バリ)の泉質に非常によく似ていることから名前が付けられました。
チェコ共和国のカルロビ・バリ
効能としては、入浴では冷え性を含む自律神経失調症や筋肉性の頭痛と疲労、ストレス、筋肉痛、関節痛、リュウマチ、腰痛、捻挫、軽い高血圧症、動脈硬化、アトピー性皮膚炎などが主な適応症です。一方、飲用しても慢性胃腸病や便秘、慢性の肝臓疾患、痛風、糖尿病などに効果が期待されます。なお長く滞在する湯治には、予め医師に相談するようにしましょう。